実印・銀行印の印影作品が多数 分かりやすい解説つき

作品の「違い」がわかるよう、多くの作品を紹介し、比較できるようにしています

職人「野田守拙」の実績を先に見たい方はこちら>>

印章イメージ写真

※上記画像はすべて職人「野田守拙」の作品です
当店の作品見本はこちら

 当店では実印・銀行印を中心に、極力多くの作品(印影)見本を用意しております。これは私の職人としての実績よりも、純粋に作品の出来の良さで選んで欲しい、という思いがあるからです。
 「そんなこと言われても、印鑑なんて見ても良し悪しはわからない」とお思いかもしれません。お気持ちは分かります。しかし、当店のお客様からは定期的に

 「完全手彫り」という店で銀行印を購入したのですが、届いた品は納得できない出来で、がっかりしました。


 以前「手彫り、開運」という安くない実印を買って失敗したせいで、良いことしか書いていない店が信用できなくなりました。

…というお声を定期的にいただいているのです。そういったお客様のためにも、肩書や売り文句ではなく、商品の良さを理解して欲しい、と思っています。

 当店では少しでもお客様に実印・銀行印の作品の出来を理解してもらえるよう、同じ名前の印影作品を何種類も用意し、それらの作品を「比較」できるように努めております。その甲斐あって、多くの方に「解りやすくて腑に落ちました」「ようやく信頼できる店に出会えました」などとご評価いただいております。
 是非、当店の作品の特徴をお読みください。


縦長の文字の印影って、こんなに足長でかっこいいんですね

「羽鳥」の印影 当店の銀行印印影は縦書き・横書きで全く異なるデザインを用いています 右のある4つの印影のうち、私が作成した上のデザイン、下の印影は量販店のデザインを模したものです。
 銀行印などのお苗字・お名前の印章において、印相体・篆書体では縦書きの他に「横書き」も選べます。
 右の印影をじっくりご覧いただくとわかると思いますが、実は下の印影は「羽」も「鳥」も同じデザインの文字で、それぞれを縦長、横長に広げてるだけなのです。これに対し私の印影は横長、縦長それぞれ専用の文字を使って印影デザインしています、上の印影と比較するとすぐに優劣がわかります。
 全ての名前でとは限りませんが、当店では縦書き・横書きではデザインが全く異なることが多く、特に横書きデザインでは「足長で字形が美しい」とご評価いただいています
 銀行印に限らず、当店の1行印は「縦書き用の、横長文字デザイン」「横書き用の、縦長文字デザイン」それぞれ別におつくりしております。普通の文字を縦や床に伸ばしただけでは、美しい文字はできないからなのです。
 「縦長の文字」は、横長の文字と比べて使用頻度が低いのですが、そんな注文が入った場合でも、しっかりと縦長専用にデザインする、という事が職人の技量の証となります。

 上の5つの作品を見てください。全てというわけではありませんが、縦長の文字は多くが「足長」に表現させ、美しい字形でをもたらしているのです。


名前に、画数が少ない文字と多い文字があるので不安でしたが、凄くバランスが良かったです

 私の作品は、画数の多き文字は広めに、画数の少ない文字は狭めに文字を入れています。上の実印印影(一定時間で表示が変わります)を見るとおわかりいただけますが、全ての文字を同じ大きさにした印影は、画数の多い文字が小さく、画数の少ない文字が大きく見えてしまうのがよくわかると思います。
 画数の多い文字は面積を広めに、逆に画数の少ない文字は狭めにすることで、全体的にバランスの整う印影ができるのです。これは実印に限らず、銀行印や認印においても気をくべるべきポイントになります。


はんこの「縁」の断面図

 近年の実印・銀行印は線の太い文字が主流です。しかし、線と同様に縁も太くしてしまうと、文字の太さが際立ちません。
 文字の線は太くすると共に、縁の線を細くすることで、文字の線の太さが際立った、メリハリのある美しい印影になるのです。

※「縁が細くなったら欠けやすくなるんじゃないの…?」と思われた方は、当店の特徴の一つ「欠けやすい印章の「縁」を、欠けにくくする工夫」をご覧ください


野田守拙  残念なことに多くの印章店が「印鑑なんてわからないもの」と決めつけて、「手彫り」「開運」などの本質ではない「肩書き」で売り込まれています。自らの証として、作品がどう優れているのか、しっかり記載されている店舗はほとんど見られないのです。
 当店はほかにも多数の作品をご紹介しております。是非他店との違いをご確認の上、お選びいただきたいと思います。

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他にも、多数の印影見本があります

守拙の印影守拙の実印印影守拙の実印印影

【漢字とかな・カナ混じりの印影】


 印影 印影

「大澤秀夫」 書体:印相体

 ここでは2種類のフルネーム実印の印影をおつくりいたしました。
 注目していただきたいのは 全ての漢字のデザインが異なるということです。

 一番違いが分かりづらい「澤」の字も、「幸」の下から二つ目の横線が左右に垂れ下がっているかいないかと言う違いがあります。その他の漢字は人目で違いがお分かりになるでしょう。

 例え同姓同名の実印ご注文を受けても、このように文字のアレンジを工夫して、世界に一つしかない「唯一無二」の印章をお届けするのが職人としての勤めだと思っています。

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 印影

書体:印相体

 お名前でよくある「一」と言う字を、印相体の実印でいくつもデザインいたしました。

 印相体では「一」の字を曲がりくねらせたデザインをさせていただくことが良くあります。曲げ方は上のように多種多様です。
「健一郎」など三文字であれば「一」は曲げませんが、今回の「俊一」など、「一」の漢字をお持ちでお名前が2文字以内なら、これらのどのデザインが好みか購入時にお伺いいたしますので、ご安心下さい。

印影例 「柏原一真」
「一」が左上にある実印印影例 その1「一」が左上にある実印印影例 その2「一」が左上にある実印印影例 その3「一」が左上にある実印印影例 その4  「一」が左上にある実印印影例 その5

印影例 「菅野俊一」
「一」が左下にある実印印影例 その1「一」が左下にある実印印影例 その2「一」が左下にある実印印影例 その3「一」が左下にある実印印影例 その4  「一」が左下にある実印印影例 その5

「一」「二」「三」のたすきは旧字ではありません なお、上記の印影のうち、一番右は「弌」という字になっています。「一」の旧字で別の漢字では? とお思いかもしれませんが、右の画像にあるように、縦線をボーダーラインとしてその左右の文字群は同じ文字として解釈されますのでご安心下さい

なお、印相体ととともに実印で良く用いられる字体「篆書体」で「一」の字が入った見本もありますので、そちらもぜひご覧ください

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 印影 印影

書体:印相体

 毛筆で、ひらがなや画数の少ない文字を小さめに書くのと同じ要領で、実印や銀行印でも、画数にあわせて文字の面積を変化させ、全体的なバランスを調整するのが正常なのです。

実印印影見本 篆書体
銀行印印影見本「野田」印相体
画数の少ない文字を複雑にする事もありますが、面積で調整するのも職人の腕の見せ所です。
この面積調整を行わないと、画数の少ない文字が小さく見えてアンバランスに感じます。左の画像は一定時間で適正な印影とアンバランスな印影に変わりますので、是非比較してください。


お名前がひらがなの銀行印お名前がひらがなの銀行印

書体:印相体

 銀行印の場合や、未婚の女性の方への実印の場合、下のお名前で彫刻することをお勧めします。
(当店が下の名前で銀行印等をお勧めする理由を見る)

 その際、名前にひらがな(かたかな)があるんですが大丈夫ですか?というご質問をお受けします。
 実印、銀行印では見慣れない難解な漢字で印がデザインされるので不安に思われる方もいるようです。

 もちろん、問題なく製作できますので、ご安心ください
 上記の印影見本は印相体というデザインですが、いずれも線と空白のバランスを保ちながらも字が理解できる範囲でアレンジしております。

なお、フルネームの実印でひらがなの下のお名前の印影見本もありますので、そちらもぜひご覧ください

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守拙の銀行印印影守拙の銀行印印影

「有岡」 書体:印相体 縦

 銀行印などで良く用いられる、印相体の縦のデザインでおつくりした印影なのですが、印影を2種類用意いたしました。「有」の字が大きく異なっていることがお分かりだと思います。
 左の「有」は篆書の字を基にしたもので、「ナ」はもともとこのようなデザインだったのです。

 この漢字に限らず、「右」「左」や「寸」と言う漢字まで、色々なところでこのデザインは出てきますので、知っておいても良いと思います。

 これに対して、右の「有」は現在の楷書に近いデザインです。いずれも同じ「有岡」なのですが、銀行印などでは読みにくくて風格のある左を、実印を必要としない契約用のはんこには右を、と言うように状況に応じて使い分けることをお勧めします。

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守拙の実印印影

「末田亮介」
書体:印相体

 フルネーム実印で最も多く選ばれる「印相体(いんそうたい)」でデザインした印影です
このご氏名は「亮」の画数が多く、他の漢字の画数は少ないため、全体としてのバランスをどのように調整するかがポイントとなります。

バランスを調整する方法は二つあります

  • 一文字ずつの面積を変えて調整する
  • 画数の多い漢字は線を省略し、少ない漢字は線を増やす

この二つの方法を巧みに使い分けることが職人技に繋がります。ちなみにこの印影では「末」「介」の線を増やし、「田」は少し線を増やしてやや面積を小さくすることで、全体的な線と空白のバランスがよくなるように調整しています。

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守拙の実印印影守拙の実印印影

「先田健一」 書体:篆書体

 由緒ある字体である「篆書体(てんしょたい)」で実印をデザインいたしました。
 お名前でよくある「一」と言う字のデザイン例をいくつかお見せしたいと思います。

 印相体とは異なり、篆書(てんしょ)で印影をおつくりした場合、漢字の「一」は原則として、横線一つの曲げないデザインか、たすきがけと言う手法を使った「弌」と言うデザインにするか、どちらかになります。

「一」「二」「三」のたすきは旧字ではありません なお、「弌」は「一」の旧字で別の漢字では? とお思いかもしれませんが、右の画像にあるように、縦線をボーダーラインとしてその左右の文字群は同じ文字として解釈されますのでご安心下さい

なお、実印で良く用いられる字体「印相体」で「一」の字が入った印影見本もありますので、そちらもぜひご覧ください

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守拙の実印印影(印相体)守拙の実印印影(篆書体)

「鈴木秀雄」
書体:左は印相体 右は篆書体

左は印相体の実印印影。右は篆書体の印影です。
 二つとも文字の基本的な形は似ているように見えますが、最も違いを感じるところは「木」のデザインだと思います。

 印相体の「木」は、線を曲がりくねらせて画数の少なさを補っていますが、篆書体の印影ではそのようなことをしていません。
 篆書体で曲がりくねらせるのはNGなのか? というと そうではないのですが、お客様が印相体ではなくあえて篆書体を選ばれた場合は、スッキリした文字デザインを好まれる傾向があるので、印影見本でもそのようにさせていただきました。

 なお、印相体、篆書体とも、「鈴」と「木」の境界線が、「秀」と「雄」の境界線よりやや下になっております。これは意図的に行っているもので、これによって全体的なバランスを調整しているのです。

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漢字・かな交じりの実印印影漢字・カナ交じりの実印印影漢字・カナ交じりの実印印影

書体:印相体 篆書体

 稀にお客様から、名前にひらがな(カタカナ)があるんですが、ちゃんと実印にしてもらえますか?というご質問をお受けします。
 実印、銀行印では、漢字が見慣れない難解な文字でデザインされるので不安に思われる方もいるようです。

 もちろん、問題なく製作できますので、ご安心ください
 篆書体の「酒井ミヨ子」はシンプルに。印相体の「﨑野ひろみ」「市野ヨシヱ」は線を曲げつつも字が理解できる範囲でアレンジしております。

なお、銀行印でひらがなの下のお名前の印影見本もありますので、そちらもぜひご覧ください

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 なお、当店では上記作品の他に、一般的な印章文字の特徴を紹介するページでも印影見本を掲載しております。よろしければそちらの方も是非ご確認くださいませ。

お客様の声

期待通りの美しい印影でした。

東京都 H様

 色々な印鑑のホームページを見ましたが、「縦長の文字が美しい」という言葉にひかれて注文しました。
 メールで印影を見ましたが、期待通りの足が長く見える美し印影で、安心しました。

 商品到着後、実物を見て「やっぱり綺麗」と思いました。注文して本当に良かったです。

 この度はありがとうございました。

■頂いた印影は単調ではなく、バランスが良くてすぐに満足できました。

東京都 I様

 私は画数が少ない名前なので印影に関して不安なものがありました。印影データをいただいたらその単調にならず かつ バランスの良さにすぐに満足できました。
 実際押印してみましたが、その印影はパソコンで確認した以上の良さにちょっと感動でした。
 ありがとうございました。

「手彫り」だけでは不十分と、勉強になりました。

東京都 I様

 以前、某有名ネットショップで「完全手彫り」と謳われた銀行印を購入しました。ただ、デザインもそうですが、仕上がりがいま一つで、普通に押すと擦れるわ、多めに朱肉をつけると枠は太くて不均一だわと、がっかりなものでした。
やり直すと言ってはくれたのですが、信用できず御社に注文させて頂いた次第です。
届いた商品は事前に見せていただいた印影の通りで、とても満足しています。
綺麗印影さんでは印影を何種類も見せていただくなど、対応も丁寧で「最初からここにすればよかった」という思いです。某ショップについては、「手彫り」という言葉だけで信用してはいけない、と勉強したと割り切るようにします。

安易な売り文句に頼らないところにひかれました。

匿住所 M様

実は「綺麗印影」さんでハンコを注文したのはこれで3度目です。
前回、前々回も満足の出来だった、というのが理由なのですが、最初にこちらにお願いした理由はホームページに書いてあることに思い当たるフシがあったからです。

以前、他のお店で「手彫り、開運」というハンコ(決して安くありません)を注文したことがあったのですが、印影が今ひとつバランスが悪いというか、あまり気に入らなかった経験がありました。

そのこともあって、良いことしか書いていないホームページがあまり信用できないようになっていたのですが、「綺麗印影」さんは売り文句に走らず丁寧に説明をされるなど、ホームページに「正直さ」を感じたので、とても良い印象を受けたのが大きかったと思います。

またハンコを作る機会があればぜひお願い致します。

こちらでお願いして正解でした。

埼玉県 F様

 ネットでの注文は少し不安もありましたが、返信も早く、安心して待つ事ができました。
 ホームページでの解説も、正直に真摯に印鑑作成をされてるのが感じられ、出来上がりをみて、こちらでお願いして正解だったと思いました。
これからもご健康に留意されて、素敵な印鑑を届けてくださいませ。


私が、貴方のために彫刻いたします

印章彫刻師「野田守拙」

「日展」入選作家 野田守拙

<プロフィール>

 昭和17年2月生。15歳に印章彫刻を始め、書道や篆刻も研鑽。日展・篆刻部門入選の他に、印章彫刻・篆刻・書道で多数の賞を取得。1日の平均彫刻本数は、少なく見積もって10本ほど。総彫刻本数は10万本を超える

より詳しい「店主・野田守拙の実績」を見る>>
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