印章ケースについて 開け方・調節方法など

 使用時以外の印章を保護する「印章ケース」。このページでは印章ケースを正しく扱うための「開け方」「閉まり具合の調節」について情報提供いたします。

※後述しますが、印章ケースの種類によっては適応されない場合があります。

印章ケースの「開け方」

 印章ケースは開け閉めに「口金」を使いますが、大半の印章ケースは、写真のように口金の方用だけに筋などの「目印」がついています。これがケースを開ける際の目印になります。

※当店取り扱いの「ブランドエース」など、一部目印のない印章ケースもあります。

印章ケース口金の「筋」は、開ける際の目安になります

この「筋のある口金」がお客様にとって右奥となるように印章ケースを水平にして、右手で口が円をひねってください。
 そうすると、印章本体がケースからはみ出ることのない状態で開きます。

印章ケースの開け方

当店の印章ケースは開けるときに目安に「星」のシールを貼ってます 当店では「ブランドエース」など口金に筋のない印章ケースを取り扱っていること、そして「口金の筋ではわかりくい」事から、印章ケースに「星のシール」をお付けしております。写真のように星のシールが見えるように印章ケースを水平に、右手で口金をひねることで安全にケースを開けることができますので、ご安心ください。

印章ケースの「閉まり具合」の調整方法

 印章ケースを何度か取り扱ううちに、口金が緩くなってしっかり閉まらないケースが出たりします。逆にきつく閉まってしまい緩めたいときもあるかもしれません。今回は一部のケースについて閉まり具合の調節方法をお教えします。

対象となるケース

 これからお伝えする調節方法は、一部の印章ケースでは通用しません(ただし、通用しないケースは新しいタイプで、閉まり具合が劣化しにくい特徴があります)

印章ケースの閉め具合調節が可能なタイプ

  • 蝶番の両端が手作業で加工されたような歪(いびつ)になっているものは、調節可能です
  • 蝶番の両端がストレートで歪な形になっていないものは、下記の方法が通用しない場合があります(その代わり閉まり具合が劣化しにくい新しいタイプのはずです)
  • 蝶番の両端が丸くなっているものは、十中八九新しいタイプのため、調節はできません(その代わり劣化しにくくなっています)

※「調節できないタイプの印章ケース」は、ダイキャスト製法により閉まり具合の劣化が少ない新型の印章ケースになります。性能としてむしろ優れていますのでご安心ください。

調節方法

  • きつく閉まるようにしたい場合
    印章ケースを開けて横にして両端を持ち、写真のように力を入れて少し捻じります。
    印章ケースの閉め具合をきつくする方法

  • 閉まり緩めたい場合
    力を入れる方向を変え、写真のように力を入れて少し捻じります。
    印章ケースの閉め具合をきつくする方法

当店取り扱いの印章ケース

 当店では一般的なもみ皮ケースの他に、銀行印や認印様に、豊富な色数で区別のつけやすい「ブランドエース」を取り扱っております

  • もみ皮ケース
    一般的な印章ケースです。直径10.5mm~18mmまで取り揃えております。
    黒色の他に赤色も用意しております。
    印章ケース「もみ皮ケース」

  • ブランドエース
    皮をカラフルに着色した印章ケースです。直径10.5mm~13.5mmの印章まで入りますので、銀行印や認印用のケースとしてご検討ください。
    印章ケース「ブランドエース」

よくあるご質問への回答

取り扱いの印章ケースは、「閉まり具合の調節」ができるタイプですか?
 取り扱いの印章ケースのうち、「もみ皮ケース(黒・赤)」はダイキャスト製法のため調節はできません(代わりに閉まり具合が劣化しにくくなっています)。一方で「ブランドエース」は閉まり具合が調節できるタイプとなっております。
印章ケースにこだわりたいので、指定のケース用意してもらうことはできますか?
 大変恐縮ですが通常の取扱品以外のケース取り寄せは承っておりません。印章ケースは仕入できたとしても6本単位での仕入れとなっており、残り5個の販売が難しく在庫が増えるだけになるためです。
 どうしても印章ケースにこだわりたい方は、他店でのご購入をご検討くださいませ。
印章ケース無しで注文することはできますか?
 こちらも恐縮ですが全て当店の印章ケースをつけての販売・発送となります。当店の紙製化粧箱は印章ケースを固定する前提での型になっており、印章を裸の状態で保護する形になっていないためです。ご了承ください。

私が、貴方のために彫刻いたします

印章彫刻師「野田守拙」

「日展」入選作家 野田守拙

<プロフィール>

 昭和17年2月生。15歳に印章彫刻を始め、書道や篆刻も研鑽。日展・篆刻部門入選の他に、印章彫刻・篆刻・書道で多数の賞を取得。1日の平均彫刻本数は、少なく見積もって10本ほど。総彫刻本数は10万本を超える

より詳しい「店主・野田守拙の実績」を見る>>
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印影作品と解説を多数ご用意
彫刻前に実際の印影確認・変更も可能な「印影確認サービス」
欠けやすい印章の「縁」を、欠けにくくする工夫
化粧箱・朱肉など、喜ばれる「付属品」がつきます


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