よくある質問への回答

印章(はんこ)全般に関する質問や、当店、および わたくし野田守拙に関する質問などに回答いたします。

私「野田守拙」の実績・経歴や、店舗についてなど…
店舗や職人に関するご質問
職人「野田守拙」に関するご質問
職人の実績に「10万本以上彫刻」とありますが、誇張じゃないんですか?
本当にはんこを即日出荷できるのですか? 早彫りって単に「手抜き」ではないのですか?
「一等印刻師」というのは聞きなれないのですが、どのような称号なのですか?
手彫りで彫刻してますか?
ご来店・ご注文に関するご質問
実店舗が2店舗ありますが、どちらに訪問すればいいですか?
電話で問い合わせたいのですが、どちらに問い合わせればいいですか?
電話で注文して、彫ってもらったはんこを実店舗へ取りに行く事はできますか?
急いでほしいのですが、即日出荷してもらうにはどうしたらいいですか?
事前に印影を確認したいんですが、その場合は即日出荷できませんか?
印章ケースを特別なものにしてほしいのですが、取り寄せてもらえますか?
全商品に朱肉・箱がついているそうですが、無しにしてもらえますか?
法人印は注文できますか?
実印と銀行印の違い、材質の説明、文字デザイン(字体・書体)、開運印章や手彫りについてなど…
はんこについてのご質問
銀行印・実印・認印の違いや おすすめの大きさなどについてのご質問
実印と銀行印、認印って何が違うんですか?
印鑑登録するはんこ(実印)には、どのようなもの(大きさ・文字デザイン)にすべきですか?
印鑑登録するにはフルネームでないとだめですか?
銀行印にはどのようなもの(大きさ・文字デザイン)がおすすめですか?
下の名前だけのはんこでも実印・銀行印に登録できるのですか?
実印・銀行印・認印を兼用にしても大丈夫ですか?
認印を立派なもの(大きな印面・複雑な文字など)にしたいのですが、問題あるのですか?
そもそも「印鑑」「はんこ」「印章」って、色々言葉がありますが、全て同じ意味なのですか?
はんこの材質(印材)についてのご質問
取り扱っているはんこの材質について教えて欲しい
象牙の高級グレード品「特上」「芯持ち」「横目」は取り扱っていますか?
象牙の高級グレード品「芯持ち」「横目」は何故品質がよくないの?
宝石印・チタン印は取り扱っていますか?
今手元にある不要なはんこの印面を削って、別の名前で新しく彫ってもらうことはできますか?
はんこの文字デザイン(字体・書体)についてのご質問
実印・銀行印にお勧めの字体(書体)はどれですか?
なぜ、わざわざ読みにくい字体(書体)を実印・銀行印にお勧めするのですか?
印相体・篆書体の銀行印で「縦書き」「横書き」が選べるそうですが、どちらがおすすめですか?
印相体・篆書体の横って、どうして読みが逆になるの?
印相体・篆書体以外で「横書き」はできないのですか?
認印にお勧めの字体(書体)はどれですか?

店舗や職人に関するご質問


職人「野田守拙」に関するご質問


職人の実績に「10万本以上彫刻」とありますが、誇張じゃないんですか?
実際に数えたわけではないですが、私、野田守拙の彫刻実績として。少なく見積もって10万本であるのは事実です。
私は昭和32年に職人になってから独立後を含めた現在までの65年超となります。印章需要の減った近年はともかく、職人になって30年ほどの高度経済成長期は1日に15~20本、バブルがはじけてからでも1日少なくとも10本程度は印章を彫刻していました
週5日・年50週で50年間で計算すると10万本を超える計算となります。もちろん複雑な印章彫刻は時間がかかりましたが、逆にすぐに彫れる簡単な認印もありましたので、実績10万本を超えているのは間違いありません。
本当にはんこを即日出荷できるのですか? 早彫りって単に「手抜き」ではないのですか?
「個人の印章を営業日の14時までにご注文」で「彫刻前の印影確認をせず、お任せで彫刻」という条件であれば、原則的に即日出荷いたします。もちろん、「手抜き」ではありません。
一流職人と見習い職人の違い上の画像の通り、熟練の職人は私に限らず「彫刻に無駄がない」ので、時間をかけずに良いものが作れるのです。「職人は手間暇かけてよいものを作る」という考えは全くの誤解になります。
また、よく「はんこを彫るのに1週間ぐらいかかるのでは」を聞かれますが、もし「1本の印章彫刻に丸1日の彫刻を1週間続けないとできない」とすると、その1週間その印章彫刻以外の仕事ができず、商売が成り立ちません。職人として、個人印なら1日5本は彫らないと稼ぐことはできませんので、「1日で彫る」程度の事であれば、職人にとっては簡単なのです。
実際に、個人の印章(実印・銀行印・認印)であれば、彫刻開始から完成まで通しで1時間程度で完了できます。法人印であれば現在は通しで3時間程度でしょうか。
ただ仕事が立て込んでいる場合はその限りではありません。また「印影を事前確認する」にされたお客様であれば、こちらの作成した印影に対してOKのお返事をいただいてからの彫刻となりますので、お返事のタイミング次第で出荷日やお届けの日程が変わります。

急いでほしいのですが、即日出荷してもらうにはどうしたらいいですか?
事前に印影を確認したいんですが、その場合は即日出荷できませんか?

「一等印刻師」というのは聞きなれないのですが、どのような称号なのですか?
一等印刻師 賞状「一等印刻師」は、「一級技能士」のような国家資格ではなく、業界内での私的な称号です。ただその一方で、一流の実績を持つ印章彫刻職人に与えられた、今では手に入ることができない称号でもあります。
現在は廃刊となった月刊の業界紙「印の畑」では、毎月課題作品が募集されており、出品作品の添削がされていました。そこで一年間、70点以上の点数を出し続けた者だけが「一等印刻師」となることができます。審査員は業界の第一人者ばかりで、採点は厳しく最高得点が60点台である事もしばしばでした。
その難易度の高さゆえに、「一等印刻師」を持つものは職人の中で一部に限られたものなのです。
手彫りで彫刻してますか?
残念ながら私は若いときには手彫りしておりましたが、現在は粗彫りに彫刻機を使用していますので、「手彫りか」と聞かれたら「違います」と答えるようにしています。ただ実は、業界では「手彫り=機械を使わない」とは定義されていないので、巷には『機械を使った手彫り印章』があふれているので、注意して下さい。機械彫刻の実情や印章複製のリスクなど、詳しくは当サイトの「手彫り」をお求めの方にお伝えする『重要な事実』に記載しておりますので、お読みになることをお勧めします。

ご来店・ご注文に関するご質問

実店舗が2店舗ありますが、どちらに訪問すればいいですか?
職人の私、野田守拙正雀店(大阪府摂津市)におります。印章の在庫を置いてますので、素材の現物を確認されたい方はこちらにお越しください。ただ通販については店員に任せているため、私は通販の化粧箱やサービス等についてはよくわかりません。茨木店(大阪府茨木市)の店員も一級技能士で技術的なご質問にも答えられますので、通販のサービスなども聞きたいなら茨木店にご来店ください。ただ茨木店は臨時休業が多いので事前に072-631-1334までお問い合わせ下さい。
電話で問い合わせたいのですが、どちらに問い合わせればいいですか?
大変恐縮ですが、職人の私、野田守拙は高齢で耳が遠いので、別の店員がいる茨木店の072-631-1334までお問い合わせ下さい。
電話で注文して、彫ってもらったはんこを実店舗へ商品を取りに行く事はできますか?
電話での注文はお受けしておりません。聞き間違いによる誤字が発生しやすい事、また注文を受けて彫刻したものの商品を取りに来られないことがあるためです。
「店員に伝えたいことを記入する」ボタンただ、「通販で注文し店舗で商品受取」という形は可能です(現金払い限定)。ご注文時に「店員に伝えたいことを記入する」というボタンが表示されるときがありますので、そのボタンを押して入力欄に「〇○店に商品を受け取りに行きます」などと書いてください。商品を製作の上、通販の価格から送料分500円を引いた価格にてお渡しいたします。(ただし、ご来店なく連絡もない場合はコンビニ後払いなどで通常価格にて配送することになります)
急いでほしいのですが、即日出荷してもらうにはどうしたらいいですか?
即日出荷をするには、当店営業日の14時までにご注文を完了して下さい。なお、速やかな彫刻・出荷のために、下記の点についてご了解をお願いいたします。

  • ご注文時に「お届日のご希望」を伺う時がありますので、「急いでほしい。一日でも早く届けて欲しい」をお選び下さい。(この項目を選んだ方には最優先で対応いたします)
  • ご注文時に「印影の事前確認」という項目がありますので「印影の事前確認をしない」を選んでください。
  • を支払を「クレジットカード」とした場合は、注文後必ずご決済のお手続きを完了して下さい
  • お客様お電話番号には、携帯電話番号などのいつでも連絡の取れる番号をご記入ください(決済不備など問題のある場合、お急ぎの方にはお電話をいたします)
事前に印影を確認したいんですが、その場合は即日出荷できませんか?
不可能ではありませんが、かなり条件が厳しくなります。事前に印影を確認するには、当店のお送りした印影に対し、当日14時までに印影決定のお返事が必要になります。当日午前中を目処にご注文を完了され、かつ当店が作成・お送りする印影に対し、即座に「この印影で決定」とお返事いただく必要がございます。
なお、

  • ご注文日(夜のご注文であれば翌日)が当店休業日の場合
  • 当店がお送りした印影に対し返事がない場合
  • お送りした印影がお気に召さず、変更をご依頼される場合

上記のいずれかに該当する場合は即日出荷ができませんので、ご注意ください。

印章ケースを特別なものにしてほしいのですが、取り寄せてもらえますか?
誠に恐縮ですが、当店では6本単位でしかケースを仕入れることができず、売れ5本の残りを裁くことが難しいため特殊なケースは取り扱っておりません
当店では通常の黒色のケースの他に赤のケースを用意しており、また直径10.5mm~13.5mmでは画像のようなカラフルなケースを用意しておりますので、そちらからお選びください。
なお、配送の都合上、ケースなしでの販売は承っておりませんので、ご了承ください。
全商品に朱肉・箱がついているそうですが、無しにしてもらえますか?
誠に恐縮ですが、配送の都合上、当店では全て箱・朱肉付きでの配送となり、無しとすることができません
ただし実店舗ご来店で商品をお受け取りされる方には箱・朱肉なしで、所定の金額を引いた価格で販売しております。
法人印は注文できますか?
法人印の注文は承っておりますが、文字数や字体で価格が変動するなど、個人印とは異なる価格形態となっている関係で、買いものページは用意しておりません。お手数をおかけしますが、まずはお問い合わせページからお尋ねください。

はんこについてのご質問


銀行印・実印・認印の違いや おすすめの大きさなどについてのご質問

実印と銀行印、認印って何が違うんですか?
実印は役所に印鑑登録し、不動産や車の購入、遺産相続や仕事の大きな取引締結など、重要な契約を行う際に用います。
銀行印は銀行口座の開設・解約および定期引き落としの契約をする際に必要になるものです。
認印は上記実印・銀行印以外の総称で、実印を必要としない契約や仕事や日常での捺印など、用途が多岐にわたります。経営者として仕事に用いる、実印以外の契約専用などの用途を限定しない限り、認印は小さめの印面で読みやすい無難なものをお勧めしております。

印鑑登録するはんこ(実印)には、どのようなもの(大きさ・文字デザイン)にすべきですか?
銀行印にはどのようなもの(大きさ・文字デザイン)がおすすめですか?
認印を立派なもの(大きな印面・複雑な文字など)にしたいのですが、問題あるのですか?

印鑑登録するはんこ(実印)には、どのようなもの(大きさ・文字デザイン)にすべきですか?
印鑑登録できるはんこの基準は各地方自治体が個別に定めていますので、正確な内容はお住いの市区町村の役所にお尋ねください。
一般的に当てはまることが多い基準としては、

  • ゴムや石など、柔らかい・脆いため印影が変わりやすい素材でないもの
  • 捺印した印影に苗字または名前が入っているもの
  • 印影に名前以外の文字(「印」「之印」など例外あり)や絵が入ってないもの
  • 印影が6mm四方からはみ出る大きさで、かつ25mm四方に納まるもの
  • その他、実印に適さない(一例:既製品など)と判断されることのないもの

などが挙げられます。
ただし「フルネームでないと印鑑登録できない自治体がある」という噂を聞いた事があるなど、例外の可能性はあるので注意して下さい。
実印 篆書体と印相体なお、文字デザインについては、誤字と判断されない限りは自由ですが、当店では昔ながらの文字で読みにくい篆書(てんしょ)もしくはそれを基に作られた印相体(いんそうたい)で実印をおつくりになることをお勧めしております。
大きさは上記基準内であれば印鑑登録できますが、お勧めはフルネームの場合、直径15~16.5mm、苗字または名前のみの印であれば13.5mmになります。

印鑑登録するにはフルネームでないとだめですか?
下の名前だけのはんこでも実印・銀行印に登録できますか?
どうして実印・銀行印に篆書(てんしょ)体や印相(いんそう)体など、難しい文字を勧めるのですか?

印鑑登録するにはフルネームでないとだめですか?
印鑑登録するだけなら多くの自治体で苗字または名前だけのはんこが登録可能です。年配の方や未婚女性の方はそれでいいと思います。ただ、若い男性や仕事をされている壮年男性、経営者の方であればフルネームを強くお勧めしております。
実印を必要とするような大事な契約は、印鑑登録して完了となるわけではありません。契約書に貴方(もしくは貴方がプレゼントされる方)と契約相手の双方が捺印して契約成立となります。
そして、契約する度にその相手は変わるのです。車を買う時の契約は車屋さん、家を買うときは不動産屋さんが契約相手となり、他の契約を行えばまた違った方が契約相手となります。
それらの契約相手のうち、一人でも「苗字だけの実印は困る」「実印は普通フルネーム」と言うような事になれば、契約がこじれてしまいかねません。事実、当店は過去に一度だけ「フルネームの実印で契約してくれといわれた」と言うお客様がおられたのです。
苗字が変わる未婚の女性の方や、遺産相続以外実印を使いそうにない年配の方は別ですが、大事な契約を行う可能性の高い男性であれば、些細なことでその契約に泥が付くようなことに無いよう、苗字が変わる可能性の低い方はフルネームでお作りになることを強くお勧めしております
銀行印にはどのようなもの(大きさ・文字デザイン)がおすすめですか?
銀行印はお苗字または下のお名前で彫ることが一般的です。実印は重要な契約に用いるもので、「契約相手」と「役所(印鑑登録機関)」そして契約者ご自身の三者で行う関係で基準が厳しめですが、銀行印は口座開設者と銀行の二者でおこなうため基準が緩い傾向があります。もちろんゴム印・石のハンコなど印影が変わりやす物は登録できませんし、細かい基準は各銀行によって異なりますが、一般的にお苗字または下のお名前であれば銀行印登録は可能です。(もちろんフルネームも問題ございません)
場合にとっては「法人登記してない屋号」や「あだ名」でも銀行印にできる場合があります。ただその様な特殊な場合で銀行印の登録をされたい場合は、事前に銀行にお問い合わせください。
なお、文字デザインについては、実印と同様に誤字と判断されない限り自由ですが、当店では昔ながらの文字で読みにくい篆書(てんしょ)もしくはそれを基に作られた印相体(いんそうたい)で実印をおつくりになることをお勧めしております。
銀行印 篆書体と印相体の縦と横一般的な銀行印は苗字または名前の刻印で1行になりますので「縦書き」と「横書き」が選べます。ただ「横書き」は読みが逆になるので注意して下さい。
大きさは上記基準内であれば印鑑登録できますが、お勧めはフルネームの場合、直径15~16.5mm、苗字または名前のみの印であれば13.5mmになります。

下の名前だけのはんこでも実印・銀行印に登録できるのですか?
どうして実印・銀行印に読みにくい字体(書体)をお勧めするのですか?
印相体・篆書体の「縦書き」「横書き」の違いや、どういう人にお勧めか教えてほしい
印相体・篆書体の横って、どうして読みが逆になるの?

下の名前だけのはんこでも実印・銀行印に登録できるのですか?
確実にとまでは言えませんが、大抵は登録できるでしょう。少なくとも苗字での登録は可能で下の名前の登録は不可能、という事象は聞いた事がありません。気になる方は役所または銀行に問い合わせてください。
当店では苗字の印だとご家族で区別がつきづらい事、未婚女性はご結婚による改名で変更の必要が生じることから、銀行印に下のお名前の採用をお勧めしております。
実印・銀行印・認印を兼用にしても大丈夫ですか?
法的に禁止されているわけではありませんが、実印・銀行印兼用印を紛失・盗難してしまうと、両方のはんこで悪用のリスクが生じ、また役所にも銀行にも改印届を出す必要があるなど、リスクと手間が発生しますので、お勧めはしません。また認印との兼用は大きさや読みやすさなどお勧めが異なりますので、こちらもお勧めはしておりません。それぞれ別途お作りになることをお勧めしております。
認印を立派なもの(大きな印面・複雑な文字など)にしたいのですが、問題あるのですか?
実印を必要としない契約にしか使わないとか、持ち主となる方が経営者や部長など肩書のある方で、かつ仕事に使用するのであれば、問題ありません。
ただ、それ以外の一般の方であれば、直径10~10.5mmの小さいサイズで、仰々しくない読みやすい文字のはんこにしてください
用途次第ですが、いろんな書類に捺印する機会のある認印は大きい印面であったり文字が読みにくいと「出る杭は打たれる」になりかねません。現に当店店員が会社員時代に直径12mmの認印を使っていたところ、報告書の横に捺印された上司や社長の印より大きく目立ってしまい、バツが悪かったと言っていました。その様なことが無いよう認印は小さくて読みやすい無難な印をお勧めいたします。
そもそも「印鑑」「はんこ」「印章」って、色々言葉がありますが、全て同じ意味なのですか?
「印鑑」の本来の意味「はんこ」と「印章」は同じ意味ですが、「印鑑」は「はんこ(印章)」とは異なります。「印鑑」の本来の意味は、印影を登録する(公式な)図録(一覧)のことを指し、印章(はんこ)本体の事ではありません
「印鑑登録」の本来の意味
誤解の原因となるのが役所にある「印鑑登録」という言葉ですが、これは「印鑑(役所がもつ印影の一覧)に(自分のはんこの印影を)登録する」という意味であり、「はんこを登録する」という意味ではないのです。
お客様のお言葉遣いは自由だと思っていますが、当店は印章のプロとして、なるべく印章(はんこ)の事を「印鑑」と言わないよう努めております。

はんこの材質(印材)についてのご質問

取り扱っているはんこの材質について教えて欲しい
当店では印刀による彫刻が可能である材質を取り扱っております。種類は、木材のうち硬質で加工性の高い「柘(つげ)」、柘より高密度で固い「黒水牛」、そして黒水牛よりさらに固い「象牙」の三種となります。詳しくは下記の素材解説をご覧ください。

・柘(つげ)
・黒水牛
・象牙

象牙の高級グレード品「特上」「芯持ち」「横目」は取り扱っていますか?
いずれも在庫を持ち合わせておりませんので、どうしてもと言う方は取り寄せと言う形でお見積はさせていただきます。
ただし、「芯持ち」「横目」については、高価である割に品質が低いので、お勧めいたしません。通常グレードの象牙をご利用されることを強くお勧めいたします。

象牙の高級品「芯持ち」「横目」は何故品質がよくないの?

象牙の高級品「芯持ち」「横目」は何故品質がよくないの?
まずは「芯持ち」についてお話します。
芯持ちの印材は丈夫と一般的に言われていますが、実は芯そのものは非常にやわらかくて品質が悪いのです台風のように中心に近いほど威力が強いけど、台風の目は全く勢いがないというのと同じようにお考え下さい。
象牙は芯を外れても十分丈夫な品質の印材が出来ます。高価でありながら品質は劣るため、原則取り扱ってないのです。
象牙のグレード次に「横目」についてお話します。右の図を見てください
象牙の印材は、ほとんどが目が縦になるように作ります。目が横になるように作るのは少ないため、希少価値が生まれ効果になっているのです
では、なぜ「横目」をあまり作らないのか? 目を横にすると印面がとたんに脆くなってしまうからです。彫刻経験者の中には「プラスチックより脆い」と言う方までおられます。
ゆえに、「芯持ち」と同様、「横目」も原則として取り扱わないようにしております。
宝石印・チタン印は取り扱っていますか?
上記印材は在庫を持ち合わせてないだけでなく、当店にない彫刻機を必要とするため、原則として取り扱っておりません。どうしても、という方は見積いたしますが、彫刻機を持つ店舗に下請を依頼する関係で、高価になり納期も長期間となります。また印材の指定(色合いや側面の加工等など)もできませんのでご了承ください。
今手元にある不要なはんこの印面を削って、別の名前で新しく彫ってもらうことはできますか?
理論上は可能ですが、当店の商品代金は「職人の加工賃」が多くを占める関係で、彫刻が可能で、かつ印材価値の高い象牙のみ承っております。その象牙でも価格は大まかに換算して新品価格の70%程度なので、「安価に彫刻して欲しい」という事が目的であれば、柘や黒水牛で一から彫刻した方が安くつきますのでご了承ください。
なお、お手元の象牙であらためて彫刻する場合、

  • 当店へ商品をお送りする送料はご負担ください。また必ず配達履歴のある宅配便でお送りください。(配達時の紛失等に対する責任は負いません)
  • 稀に「象牙に似た別素材」という事がありますので、その際は彫刻せずにお返しします。(その場合の往復分の送料はお客様ご負担となります)
  • 万が一、彫刻時に印材が割れてしまい彫刻できなかった場合(滅多にないですが可能性はゼロではありません)は、お客様が選ばれた当店の素材にて、正規金額にて彫刻となります。

という上記条件にご了解いただくことが条件となります。その点ご了承くださいませ。


はんこの文字デザイン(字体・書体)についてのご質問

実印・銀行印にお勧めの字体(書体)はどれですか?
印相体・篆書体実印・銀行印には、「篆書体(てんしょたい)」や、その篆書を基にデザインされた「印相体」にされることをお勧めいたします。重要な契約に用いる実印・銀行印には「読みやすさ」よりも「厳格性」や「貫禄」があることが望ましいからです。

なぜ、わざわざ読みにくい字体(書体)を実印・銀行印にお勧めするのですか?

なぜ、わざわざ読みにくい字体(書体)を実印・銀行印にお勧めするのですか?
篆書体と楷書体の違い理由の一つに「読み間違いが起きない」という点が挙げられます。画像のように、現在では似ている文字でも、篆書では大きな違いがあり、重要な書類の捺印において厳格性に適しているのです。
もう一つの理由としては、「読めない字の方が風格を感じる」というものがあります。日本人は英語にカッコよさを感じ、逆に外国の方は漢字を「クール」と表現するように、読める文字よりも良くわからない文字である方が風格があり、契約に用いる文字として適していると言えるのです。
印相体・篆書体の銀行印で「縦書き」「横書き」が選べるそうですが、どちらがおすすめですか?
銀行印の印相体・篆書体銀行印では、実印同様に読みにくくて風格のある「印相体(いんそうたい)」「篆書体(てんしょたい)」をお勧めしております。お苗字またはお名前を入れる1行に入れる関係で、前述の2つの字体(書体)では「縦書き」と「横書き」のどちらにするか選べます。
注意点としては、横書きは読みが逆になるという事です。しかしその反面横書きの印影は文字が縦長となり、足長の美しい字形表現となることがあります。当店の一部のお客様から高い評価をいただいております。
一方で縦書きは横書きより文字の線が少し太くなる傾向があります

  • 無難な字並びが良い方、文字の線が太い方が良い方は「縦書き」の印影
  • 字並びが逆でも気にしない方、美しいデザインを重視されたい方は「横書き」の印影

を、お勧めいたします。
なお、当店ではご注文時に「印影を事前に確認する」サービスをご利用いただくと、注文時は縦書きの印影でも、「横書きの印影見たい」とご希望いただければお見せできますので、安心してご注文ください。

なぜ、わざわざ読みにくい字体(書体)を実印・銀行印にお勧めするのですか?
印相体・篆書体の横って、どうして読みが逆になるの?

印相体・篆書体の横って、どうして読みが逆になるの?
篆書体の横は、縦が一字ずつ改行された形です昔の日本語には横書きという概念がなく、漢字を横に配列する場合は縦書きで一字づつ改行するという形で、右から左にならべるというのが主流でした。現在は文章を横で各場合は左からに変更になりましたが、印章では現在も横の場合は右から左へということになっているのです。
なお上記の理由から、フルネームや角印など複数行の印では、縦書きもしくは左から右への通常の横書きとなります。
印相体・篆書体以外で「横書き」はできないのですか?
印相体・篆書体以外の文字は、横書きに適していないため当店ではおつくりしておりません。これらの文字は紙と筆が流通してから生まれたもので、多くの文字を縦書きに並べる文字ですので、横長の字形の方が綺麗になります。横書きの印影にすると文字が縦長となり、綺麗な文字にはなりにくいため、当店では製作しておりません。
認印にお勧めの字体(書体)はどれですか?
古印体・隷書体・楷書体・行書体一般的な認印であれば、読みやすい「古印体(こいんたい)」「隷書体(れいしょたい)」「楷書体(かいしょたい)」「行書体(ぎょうしょたい)」をお勧めします。大きさも小さい直径10.5㎜がおすすめです。
それぞれの特徴は下記の通りです。

  • 古印体(こいんたい):認印で最も良く見られる文字で、一件ありきたりですが、線にある凹凸で独自性を表現します。また他の自体と異なり、名前の四隅が縁に接するのでお名前が大きく入ります
  • 隷書体(れいしょたい):「一」など横線書き終わりの「撥ね」が特徴的な文字ですが、横線の「撥ね」のない文字だと特徴が少なくなってしまいます。また名前の四隅が縁に接しないのでお名前が小さく入ってしまいます
  • 楷書体(かいしょたい):現在主流の書き文字です。シャチハタなどに用いられるため安っぽく見えてしまいますが、円の中に綺麗に収めるのが難しく、職人の腕の見せ所となる字体です。隷書体同様横線の「撥ね」のない文字だと特徴が少なくなってしまいます。また名前の四隅が縁に接しないのでお名前が小さく入ってしまいます
  • 行書体(ぎょうしょたい):楷書を筆で崩した文字で、認印やシャチハタ等で見かけることが比較的少なく、読みやすさとオリジナリティのバランスが優れています。ただ隷書体同様に、名前の四隅が縁に接しないのでお名前が小さく入ってしまいます

認印を立派なもの(大きな印面・複雑な文字など)にしたいのですが、問題あるのですか?
印相体・篆書体なお、もし「実印を必要としない契約限定に用いる」であったり、「経営者や上司として仕事限定で用いる」のであれば、読みにくくて貫禄のある「印相体(いんそうたい)」「篆書体(てんしょたい)」にされるが良いと思います。印面の大きさも直径12mm~13.5mmなど立場などに応じてお作り下さい。