「手彫り」をお求めの方にお伝えする『重要な事実』

印章彫刻師「野田 守拙(しゅせつ)」

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 ご来店ありがとうございます。印章彫刻師の「野田 守拙(しゅせつ)」と申します。印章彫刻50年、これまで少なくとも10万本の印章を彫刻させていただいております。日展入選経験や、「一等印刻師」を取得していることもあって多くのお客様から支持をいただいております。

 一生ものとなる実印、銀行印。せっかくなら良いもの、と『手彫り』を手に入れたいとお考えの方が多いようです。しかし、職人や業界の人間にしか知らないようですが「手彫り」には隠された事実があるのです。「手彫り」で失敗されたくない方は、ぜひ以下をじっくりご覧下さい。

ご存知でしたか? 「手彫り」=「機械不使用」ではないのです印章彫刻師「野田 守拙(しゅせつ)」実は、印章業界には「『手彫り』は彫刻機を用いないこと」という決まりがありません。また資格や経験年数などの決まりもありません。当店は印章彫刻に彫刻機を用いてるので、「手彫り」とは言わないようにしています。しかし、「手彫り」と謳っても罰則はないし、そういう店が多いのも事実です。

どうして、そんなことになってるの?

この「理由」について語る前に手彫り印章の工程について話さないといけません。手彫りの工程  手彫り印章彫刻は 右のように、「字入れ」「粗彫り」「仕上げ」と言う工程に分かれています。このうち、最初の「字入れ」と最後の「仕上げ」は、重要な要素ですが、途中の「粗彫り」は多少失敗しても仕上げででカバーできるため他の工程より重要度が低く、手彫り職人は弟子(入門したての人を含む)にやらせる事が多いのです。つまり、粗彫りは他人に任せる事が多く、それが弟子なのか機械なのかの違いでしかないんです。大切な事は「世界に一つな、立派な証」を造れるか否かであり、そのための過程はさほど重要ではない。というのが、印章職人の共通した認識です。実際、多くの手彫り職人が彫刻機を使用しており、「まったく彫刻機を使用しない」という職人は、彫刻機が苦手な年配の職人がわずかにいるだけ…というのが現状なのです。

それ、本当なの? 証明できる?

上記の内容を当店が証明するつもりはありません。ただし、よく考えてください。手彫り印章店が彫刻機を用いない事を証明するには、「彫刻機を使っていません」「彫刻機を持っていません」とサイトに記載するだけで済むことです。では、実際に「彫刻機を使っていません」「彫刻機を持っていません」と書いてある手彫り印章店がいくつあるか… これは、貴方でも確認できるのではないでしょうか?

じゃあ、今の「手彫り」って全部ダメなの?

機械を使った「手彫り印章」の、良いものと悪いもの実は、「機械を使った手彫り」にも、良いものと悪いものがあるのです。「全てダメ」ではないのですが、「手彫り」という言葉だけでは良し悪しの区別がつかないため、非常に厄介な状態になっています。画像左側のように、職人が位置から印影をデザイン(字入れ)して、粗彫り後の仕上げもしっかりすれば、品質は手彫りと同じです。その一方で、手彫りと名乗りながら自分で印影をデザインせずにほとんど彫刻機任せという店があると聞いています。理論上では画像右のように、手間暇はかけてるものの印影は品質の悪い機械彫りと同じというものすらあるかもしれないのです。

大体「手彫り」なのに機械使用って、詐欺じゃないの?

印章彫刻師「野田 守拙(しゅせつ)」残念ながら、機械彫刻を行った後に手彫り(印刀による手作業彫刻)を行っていれば、「手で彫っているのは嘘ではない」ので、詐欺にまではならないと思います。しかし、前述のように印章業界や職人に理由や事情があるとはいえ、機械彫刻した印章を「手彫り」と売ることは消費者の期待を裏切りかねない行為です。このような行為は今後縮小してゆきべきだと当店は考えております。

機械彫刻のはんこは偽造されるって聞いたから困るんだけど…

印章彫刻師「野田 守拙(しゅせつ)」これは少し誤解が入ってますね。確かに、現在の印章彫刻機は精度が高いので、一度彫刻した印章とまったく同じデータを用いて再度彫刻すれば、見分けがつかないほど同じ印章は完成します。ただし、そのようなことを行う店はないでしょう。そもそも他人の印章を複製することは違法ですので、意図的にそんなことをすると罰せられます。それに店にとってもメリットはないので、後に偶然同じ名前の注文が来たとしても別の印影をデザインします。実は「過去に彫刻したのと同じ名前の注文が来たらデータを流用する」という、いつ来るかわからない時だけのためにイレギュラーな対応をするより、どんな名前が来てもこれまでにない印影データを効率よく製作する事のほうが簡単なのです。
印影見本「首都」
実際に当店も彫刻機を使用していますが。たとえ「田中」や「鈴木」など過去に何十本も彫刻したもので再度注文があっても、あえて過去の印影データを参考にして文字のデザインや幅などを変更するなどして工夫し「世界に一つの印影」を作り上げています。むしろ、「明瞭な印影」さえあれば、たとえ手彫り印章だとしてもそれをスキャンしてほぼ同じ印章を複製できるので、偽造についてはそちらを警戒したほうが良いと思います。

私たちはどうやって見極めたらいいの?

印章彫刻師「野田 守拙(しゅせつ)」もし「見極める」という言葉に「手っ取り早く簡単に」という意味も含まれているなら、残念ながらその方法はありません。よくよく考えてみてください、食品業界など「食べて美味しいかどうかで確実に判断できる」上に「一生に一度しか食べられない」わけではないのに「原料に○○産を使用」「□ □ 賞受賞」という売り込みが出回っており、それで判断する人がたくさんいるのです。(当店は、売り込みやそれで判断する人を批判・否定するつもりはありません。そういった判断基準は誤った判断をして後悔してしまうリスクがあると思っているだけです)もし、判断を誤って後悔することが嫌でどうしても避けたいならば、方法は二つしかないでしょう。
  • 食品で例えるなら「食べて美味しいかどうか」というような、本質的な部分で見極める
  • 「この人(店)なら大丈夫」と思える、信頼できる職人や店を見つける
この当ページの情報をもとに、貴方が納得できる印章を手に入れることができれば幸いです。
当店「綺麗印影」は、「手彫り」などといった肩書などよりも、本質的な「印影の美しさ」に力を入れている店舗です。印章の本質にふさわしい店か、信頼できる店にふさわしいか、もしよければ貴方自身の目でお確かめください。「誰が、どう彫ったか」よりも「完成した印影は美しいか」で、選ばれたい-

「印影」にこだわる印章店「綺麗印影(きれいいんえい)」トップページへ

同業者の方へ

 「余計な事書くんじゃねえよ!」と思っていませんか?しかし、もし貴方がそう思っているなら、それは「機械彫刻した『手彫り印章』」の販売が後ろめたいと思っていると同時に、それを辞めるつもりがないという証拠ではないでしょうか。今ここで当店に批判を向けても、状況は進展いたしません。印章業界の未来のために、そして消費者のために、同業者としてこれまでにない決断をされることを期待しています。


私が、貴方のために彫刻いたします

印章彫刻師「野田守拙」

「日展」入選作家 野田守拙

<プロフィール>

 昭和17年2月生。15歳に印章彫刻を始め、書道や篆刻も研鑽。日展・篆刻部門入選の他に、印章彫刻・篆刻・書道で多数の賞を取得。1日の平均彫刻本数は、少なく見積もって10本ほど。総彫刻本数は10万本を超える

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当店の特徴

印影作品と解説を多数ご用意
彫刻前に実際の印影確認・変更も可能な「印影確認サービス」
欠けやすい印章の「縁」を、欠けにくくする工夫
化粧箱・朱肉など、喜ばれる「付属品」がつきます


こんな方に当店をお勧めします

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