こんな変わった「はんこの注文」を、さらっと「できますよ」って言う職人は信頼していい

「○○」ではんこ作って って頼むと、「こいつ・・・出来る・・・!」って店員は思いますよ! はんこは「手彫り」かどうかで判断したらアカン! はんこ屋の「印影見本」で良い店かどうか判断しなはれ

 …と言うわけで紹介してきた「はんこ屋(職人)を見分ける方法」なんですが、本日お話しするので一旦終了とさしてもらいます。その代わり、今日の話は色んな意味で強烈です。なんせその道に詳しい職人しか知らない言葉の入ったセリフを言って、その反応を見るってやつですから、その店の「専門性」が一発で分かります。

 そのセリフとは、「篆書古印(てんしょこいん)ではんこをつくれますか?」
 この「篆書古印」って言葉、googleで検索してもほとんど出てきません。大半が「篆書」と「古印体」の説明に関するページになってます。
 はっきり言ってはんこ屋の8割が「何それ?」って反応やと思います。で、残り2割のうち半分以上が「知ってるけどそんなの彫れない」って答えるでしょうね。

左:篆書体の「野田」 右:篆書古印の「野田」 ちなみに、うちの店主がデザインした「篆書古印」が、上の右の印影です(左は普通の「篆書」の印影ですね)。はんこでよくある文字の「篆書」に、これまたはんこでよくある「古印体」独特の凹凸をつけたものなんですが、どうやって凹凸をつけるか、経験の無い人には難しいし、そもそも一から文字を作った事の無い素人には無理ですわな。

 …ってなわけで、はんこを見分ける方法として最強とも思えるんですが、欠点があります。だってほら…ねぇ、そこまで専門用語を強気で言いはなってるのに、「作れますよ」って答えられて「いやいらない。聞いただけ」なんていえないでしょ…
 この方を勧めた僕が睨まれても困るんで、この方法を試すつもりなら、はんこを買うつもりで挑んでくださいよ! もちろん特殊なはんこなんで、普通の倍の値段はすると思ってください。それぐらい、このはんこには価値がありますからね!

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