開運はんこで「鑑定してくれ」ってのは超失礼なんよ

開運の鑑定士の人に「はんこはこうやって作れ」って言われても… 正直「あんた誰?」って感じになるんです 良くお客さんに聞かれるるのが「開運の鑑定をしてくれますか?」っての。
 当店はこう聞かれると「当店ならではの手法で印影をおつくりしますんで、鑑定士への依頼は行いません」って答えてます。

 でも、当ブログを読んでいただいている人は「え?」って思うかもしれませんね。
 「前回、プロはお客さんの要望に応えるって言うたやん! それと矛盾するやろ!」って

 でも、矛盾しませんねん。
 だって、「鑑定しろ」っていうのはすなわち、自分でもお客さんでもない、第三者である鑑定士の言うことに従って彫れって事ですから。
 
 お客さん自身が細かく接点の数とかを指定する場合は、極力従いますよ。(もちろん、字がグチャグチャになってまうほどの要望はお断りしてますが)
 でも「鑑定しろ」って言うことは、自分で調べることもせず、なおかつ彫る職人にすべてを任せず、その癖「開運の保障」を求めてるわけです。

 レストランに行って、シェフに「料理評論家の○○が、△△の料理には□□の食材が良いって言ってたから、それで作って」って言いますか??
 はんこで「鑑定しろ」ってのは、それと全く同じで、失礼かつ場違いで恥ずかしい要求だと言う事を理解してくださいな。

 いかに失礼かつ自分勝手なことか、ってわかりますよね?
 そんなことがまかり通るのが、人生にとって逆効果とさえ思うんですわ。