宝石はんこやチタンはんこって 粗悪なモノがあるの?

 つい先日、プラスチック製のおしゃれはんこについて、「外見がオシャレって考えは幻想むしろ実際は往々にしてオシャレやない」っていう話をしました。んで、同じくオシャレ(カッコイイ)系の素材である宝石印やチタンについてはどやねん? と思われた方もおるかも知れません。

 宝石・チタンは、非常に固いため、激安の彫刻機では彫ることが出来ません。高機能な彫刻機を用いて専用の針等を用いて彫るか、ガラス細工などに使われるサンドブラストって言う機械を使って彫ることがほとんどです。

 そんなわけで、プラスチックはんこのよりは彫るのにちゃんとした準備が必要な分、まともなはんこ屋が彫っている可能性は高いと思ってます。

 ただ、過去に宝石印で線がガタガタの作品を見たことがあるんで、粗悪なモノがないとは断言できないと思います。
 それと、サンドブラストの機械は他業種の人の方が持っているので、はんこのノウハウが無い人が彫ってしまうと、欠けやすくなったり朱肉が綺麗に紙に写らなかったりする可能性も無きにしも非ず…ですんで、注意が必要です。

 また、言うまでもないことですが、設備が必要な分、価格も高くなります。そして、「なるべく安く」って考えると、粗悪なモノを手に入れてしまう可能性が高まるので、その点は注意して欲しいと思いますわ。

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