認印の直径を大きめに、書体を縁起の良い「印相体」にしたら駄目なんでしょうか?

認印の場合は用途によって書体のお勧めが変わります。新入社員が仕事・事務用途で使う場合や、回覧板などに使う場合、他の方と並んで書類に捺印することが多く、必要以上に目立ってしまいます。出る杭は打たれることの多い日本では、このような使い方は避けるべきでしょう。直径10.5mmで読みやすい書体の印章にすることをお勧めします。

ただし、上司として書類の内容を責任持って認定する用途に使う場合や、実印を必要としない契約に捺印したい場合などは別です。そういう用途であればサイズを大きめ(直径12~13.5mm)にし、書体も篆書体や印相体にして問題ないと思います。


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