年賀状受注を増やす方法、番頭は2つ思いつきました。
まず一つの方法は、家庭では印刷不可能な綺麗な印刷をすること。
簡単に言えば、金銀などの色をつけた印刷をすると言うことです。
しかし、この方法は印刷機の購入(10万程度で済む方法もありますが、印刷ミスが多いという話もあり、リスクが高いようです)など資金が必要です。
また、金銀印刷の需要が多いという保障もありません。大企業が多い地域でしたら需要も見込めるかもしれませんが、都心とはいえない弊店付近でこれを行うにはリスクが高すぎると考えます。
では、もう一つの方法は?
その方法とは、表面(送り先住所)の印刷を受注するというものです。
これで年配の方や多忙な方からの受注が確実に増えます。
え? 「何人もの送り先を登録するのが面倒」ですって? いえいえ。それは大したことないと思いますよ。
年賀状作成ソフトをお持ちの方ならわかると思いますが、今は郵便番号さえ入れたら住所の大半が自動入力させるシステムが出来上がっております。
これを利用するか、または最新の郵便番号データとオフィスソフト、そして簡単なマクロプログラムを用いれば、簡単に住所入力は可能です。
むしろ問題は受注の際に細かい契約が必要となる点でしょう。
個人情報(しかも依頼者本人ではなく他人の個人情報)を扱うため、作ったデータを依頼者にお渡しして、店では情報を綺麗さっぱり消す必要があるでしょう。
次年度以降、そのデータは流用可能となりますが、万一データが破損した場合、責任は保管した依頼者にあってこちらにはない(もちろんデータ受け取りから数日以内などは別ですが)ことを明示する必要があります。
さらに、受注から受け渡しまでのクレームを防止する必要があります。
- 依頼者が「去年もらった年賀状を渡すから、この人全員のあて先を印刷して」を依頼を受けて印刷したが、受け取り時に「○○さんのあて先がない! 渡したはずなのに!」と言われた。
→事前に受け取った年賀状の枚数を確認し、発注用紙と商品受け渡し券に記入する必要があります。
- 年末の押し迫った時期に「急いであて先を印刷して!」と頼まれ、急いで入力して印刷したが、住所の入力ミスが一部あり、「金を返せ!」と言われた。
→入力ミスによる返金について事前に規約を設定しておく。
例:「宛先一つのミスに対し○円返金します」「手書きの宛先の場合、返金には応じません」「いかなる場合においても返金には応じませんので、事前にお渡しする宛先リストを必ずご確認下さい」etc.
こう考えるとかなるぞっとする企画だとは思います。
しかし、住所入力や規約などの「型」が出来てしまえば、意外と簡単かもしれません。
さて、今年の年末商戦、弊店はどう動きましょうか……
もう少し考えて決めたいと思います。
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