守拙の「師匠」 二葉 一成(ふたば いっせい)
二葉一成氏

 私の印章彫刻・篆刻における師匠であり、「日展」篆刻部門にて特選の経歴を持ちます。
 父であり師匠でもある「二葉 樹香(じゅこう)」先生とともに、日本の印章彫刻技術として「大阪」を確固たる地位に導いた職人です。
 私は15歳の時に二葉一成先生の一番弟子として二葉一門に入門し、9年間の修行で印章彫刻、篆刻を学んだ後に独立しました。

「二葉」一門の経歴

大阪の印章彫刻師一門

 二葉一門は、直属の弟子は一成先生・樹香先生で合わせて10名ほど。一成先生のライバルだった二階堂一門と比べると多くはありません。しかし、大印講習会や彫刻会社「松碩社」、そして篆刻研究会「壇香会」に多くの技術提供を行いました。
 「印章彫刻に大阪あり」と言わしめるほど、大阪の彫刻技術が発達したのも、二葉一門の影響が大きかったと断言できます。

展覧会への出品

 前述の日展の他に、樹香先生が設立にかかわった「印章公募展(現在の「大印展」)」と言う展覧会に、多数の作品を出品しました。
 その中で、優秀作品として表彰されたものが以下の作品になります

昭和36年 第9回印章公募展 金賞 「全國印章防犯協力會」 昭和39年 第12回印章公募展 大阪府知事賞 「清心澹怕隨流水」 昭和40年 第13回印章公募展 大阪市長賞 「心如金石」

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